新型肺炎の感染拡大についてベトナムの現在の状況

ベトナムのオフショア開発・SBC ベトナムでの新型肺炎の感染拡大状況

中国の武漢で発生した新型コロナウイルスですが、ベトナムでも感染者が確認され大きな関心を集めています。

今回はその新型肺炎に関するベトナムでの現状をお伝えしたいと思います。

1. 現在のベトナムでの新型肺炎の感染状況

感染確認数:2月4日(火)現在、ベトナム保健省から新たな感染者に関する発表があり、ベトナム国内における新型コロナウイルスの陽性事例は計10名となりました。

VN Expressなどの報道によると感染者の一部は症状が完治したといいます。また、感染の疑いがあるのは236人で、そのうち163人が陰性と診断され、残りの人は隔離され監視下に置かれています。

2. 影響

新型コロナウイルスによる肺炎の対策のため47以上の省・都市が幼稚園と小・中・高校の多くを9日まで休校とし、大学でも休校を決定しているところもあります。

例年この時期に数多く開かれるお祭りなどのイベントも中止されています。

ベトナムのオフショア開発・SBC ベトナムの新型コロナウイルスへの対策企業のエントランスに設置された消毒液の写真

3. 対策

1月31日、ベトナム政府首相府はホームページにおいて、グエン・スアン・フック首相名で関係省庁及び地方政府への指示事項として今後取るべき措置を公表しています。

要旨は以下のとおりです。

●全ての中国の感染地域を結ぶフライト運行を、首相が特別に決定するものを例外として一時的に停止する。
●中国に過去2週間滞在していた中国人を含む外国人旅行者への観光ビザ発給を一時的に停止する。
●首相が特別に許可したものを例外として、これから行う祭典は中止する。
●国民に公共の場でマスクを着用し、祭典の催しへ参加しないよう要請する。

具体的な措置として以下の内容が保健省ホームページ及びニュースなどで確認されています。

●新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、ハノイ市は2月1日及び2日に全学校に消毒剤散布を実施することを発表(保健省HP)。
●中国全土向けの航空便に関し、ベトジェットエアは2月1日以降、ベトナム航空及びジェットスター航空は3日以降の便から順次運行を停止。
●ベトナム政府は新たな患者の発生を受けて、ベトナムを訪れようとする中国人観光客に対するビザの新規発給を停止。

4. まとめ

中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスですが、感染がこれ以上広がらないようにベトナムでは力を入れています。

インバウント需要の低迷など、経済に取って大きなマイナス要因となってしまいそうですが、経済的影響よりも感染拡大防止を優先して、中国人観光客へのビザ発給の停止などを行っています。

今回の感染状況はWHOが緊急事態宣言を出すほど緊急度の高いものではありますが、対策としてマスク着用や手洗い、うがい等の予防対策をしっかり行うことが大切です。心配しすぎず、かといって油断もせず、外出する際や帰宅時は注意を払って対策を行いましょう!

※情報は2020年2月4日時点のものです。